日本列島域における先史人類史の総合的復元方法の研究

科学研究費補助金(学術変革領域研究(A))および(基盤研究(B))(領域・研究代表者:山田康弘)のブログです

太田博樹先生の本が刊行されました。

 

 本科研費の分担研究者である太田博樹先生の著書『古代ゲノムから見たサピエンス史』が、吉川弘文館より刊行されました。古代DNAの分析方法から、その適用範囲、何が判るかといった点について、ご自身の体験談を交えなから解説してくださっています。私たちが行ってきた一連の科研費による研究も取り上げられています。

 早速斜め読みしてみましたが、ワクワクしながら読み進めることができました。分野が分野ですので、専門用語など難しい語も出てきますが、現在の到達点を知るためには、格好の書籍です。

『古代ゲノムから見たサピエンス史』