日本列島域における先史人類史の総合的復元方法の研究

科学研究費補助金(学術変革領域研究(A))および(基盤研究(B))(領域・研究代表者:山田康弘)のブログです

科研費研究会・打ち合わせ

 本科研の研究会・打ち合わせを9月11日・18日の両日に行いました。参加者は、研究分担者・研究協力者の方々で、次世代を担う大学院生の方も3名ほどいらっしゃいました。

 メインの内容は、現在の進捗状況の報告と共に、10月9〜10日に開催される第75回日本人類学会大会におけるシンポジウム「骨考古学による縄文社会論の構築-伊川津・保美貝塚出土例を中心に-」のプレ発表会でした。

 

シンポジウムの内容は以下の通りです。

シンポジウム「骨考古学による縄文社会論の構築-伊川津・保美貝塚出土例を中心に-」
日時: 10月10日 9:00~12:00
オーガナイザー: 山田康弘(東京都立大学
講演予定者: 山田康弘、米田 穣(東京大学総合研究博物館)、近藤 修(東京大学)・水嶋崇一郎(聖マリアンナ医科大学)、谷畑美帆(明治大学)、五十嵐由里子(日大松戸歯学部)、太田博樹(東京大学)・覚張隆史(金沢大学)、和久大介(東京農業大学)・太田博樹(東京大学)、日下宗一郎(東海大学)・齋籐努(国立歴史民俗博物館

概要: 縄文時代の社会構造を検討するにあたっては、もはや考古学的な分析だけでなく、埋葬人骨から得ることのできる様々な情報を加味して学際的な研究を進めることが重要である。本シンポジウムでは、費基盤研究(A)「考古学・人類学・文化財科学の学際的研究による縄文社会論の再構築」の成果をもとに、愛知県田原市伊川貝塚・保美貝塚の事例を取り上げ、骨考古学的成果と今後の課題について議論を行う。

 

大会全体については下記をごらんください。

https://www.kuba.co.jp/anthropology75/