日本列島域における先史人類史の総合的復元方法の研究

科学研究費補助金(学術変革領域研究(A))および(基盤研究(B))(領域・研究代表者:山田康弘)のブログです

これは・・・。

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集骨墓の調査は、さらに進んでいます。
今日は、調査中に子供の上腕骨が見つかりました。大きさから見て、3歳くらいの幼児でしょうか。何故に幼い命を落としてしまったのでしょう。
しんみりとしていたちょうどその時、ご近所のおじいさんが3歳になるお孫さんを連れて、見学に来られました。お孫さんは無邪気に遺跡内を走り回ります。
縄文時代にも、このような微笑ましい光景があったことでしょう。子を亡くした親の悲しみはいかばかりのものであったでしょうか。過去に想いをはせると、胸が痛むこともあるのですね。