2012-08-17 これは・・・。 日記 #人類学と考古学 集骨墓の調査は、さらに進んでいます。 今日は、調査中に子供の上腕骨が見つかりました。大きさから見て、3歳くらいの幼児でしょうか。何故に幼い命を落としてしまったのでしょう。 しんみりとしていたちょうどその時、ご近所のおじいさんが3歳になるお孫さんを連れて、見学に来られました。お孫さんは無邪気に遺跡内を走り回ります。 縄文時代にも、このような微笑ましい光景があったことでしょう。子を亡くした親の悲しみはいかばかりのものであったでしょうか。過去に想いをはせると、胸が痛むこともあるのですね。