写真は前頭骨の中に上顎と距骨が入れられていたものです。この前頭骨の上には、別の頭蓋が、あたかも蓋をするように置かれていました。ひょっとしたら意図的にそのように置いたのかもしれません。
これを見て思い出したのが、
広島県帝釈寄倉岩陰遺跡の事例です。報告書には、頭蓋を半分に割り、そこに四肢骨を入れ、再び頭蓋を合わせて頭の形に戻した状態で子供たちが再葬されていたとの記載があったように思います。
保美
貝塚でも、そのようなことがあったのかもしれません。
さすが
ホモ・サピエンス。いろんなことをしてくれます。