第73回日本人類学会大会
第73回日本人類学会大会が10月12−14日の日程で,佐賀大学本庄キャンパスにて行われました。
今回は台風の影響を受け,発表がキャンセルされた演題もありましたが,なんとか無事に終了したようです。
本科研に関する発表としては以下のものがありました。
A−37:五十嵐由里子他「縄文および弥生集団の人口構造」
A−45:山田康弘・米田穣・平田和明・水嶋崇一郎「西広貝塚・古作貝塚出土人骨の年代測定値から見た埋葬小群の形成過程」
A−48:日下宗一郎・米田穣・山田康弘「放射性炭素測定による吉胡貝塚出土人骨の帰属年代の解明」(ただし台風の影響にて発表キャンセル)
研究成果の方も次第に出始めており,従来の墓制研究の前提についてもかなり修正が必要であることが判明しつつあります。今後とも研究を続けたいと思います。