8月15日に筑波にある国立科学博物館筑波研究施設を訪れ,岩手県蝦島(貝鳥)貝塚と岡山県彦崎貝塚出土人骨から,炭素・窒素同位体分析および年代測定用のサンプリングをさせていただきました。東大の米田先生に同行していただき,サンプリングをしていただきました。
蝦島貝塚も彦崎貝塚も古くから発掘調査が行われ,幾多の人骨が出土してきました。これまでにも,これらの資料を用いて墓制研究が行われてきましたが,人骨間における同時性については未解明でした。
これで考古学的に時期決定の難しかった両貝塚出土人骨の年代を押さえることができます。