日本列島域における先史人類史の総合的復元方法の研究

科学研究費補助金(学術変革領域研究(A))および(基盤研究(B))(領域・研究代表者:山田康弘)のブログです

考古学ジャーナル7月号の特集です

イメージ 1このたび,『考古学ジャーナル』7月号にて,保美貝塚調査チームのメンバーを中心として,「古人骨の考古科学」の特集を行いました。内容は次の通りです

・人類学の新しい方法と考古資料としての人骨・・・茂原信生
・総論 古人骨の考古科学-人類学的情報の考古学への応用-・・・山田康弘
ストロンチウム同位体分析による移入者の判別とその解釈・・・日下宗一郎
・骨の科学分析からみた縄文時代の生業と社会・・・米田 穣・小山荘太郎
・古人骨の直接年代測定の意義と問題点・・・瀧上 舞・米田 穰
・古DNA分析:クオリティー検査法と考古学への応用・・・太田博樹
・骨形態の分析とその留意点・・・佐宗亜衣子・諏訪 元

考古学研究に応用できる視点を特集したつもりです。是非ともお手にとって読んで頂ければと思います。